【問109】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ヒートショックの防止
住環境整備の基本技術 問19/30難易度A(易しい)
問題文
住宅内の温熱環境に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.ヒートショックとは、夏の炎天下での運動によって体温が上がりすぎて起こる熱中症のことをいう。
- 2.居室と浴室・トイレの温度差が健康に影響することはないため、暖房は居間だけに設置すれば十分である。
- 3.急激な温度差による血圧の大きな変動(ヒートショック)を防ぐため、居室と浴室・脱衣室・トイレなどの温度差を小さくする。
- 4.ヒートショックの対策として最も重要なのは、浴槽の湯温をできるだけ高く設定して体を温めることである。
解説
ヒートショックとは、暖かい居室から寒い脱衣室・浴室・トイレなどへ移動した際の急激な温度差によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳血管障害などを引き起こす現象をいう。防止の基本は住宅内の温度差を小さくすることであり、居室と浴室・脱衣室・トイレなどの温度差の解消を図るという記述が正しい。ヒートショックは温度差による血圧変動の問題であり、炎天下の熱中症のこととする記述は誤り。冬季の寒い浴室やトイレはまさにヒートショックが起こりやすい場所であり、温度差の影響がないとして居間だけの暖房で十分とする記述も誤り。高い湯温はかえって血圧の変動や体への負担を大きくするため、湯温をできるだけ高くすることを最重要の対策とする記述も誤りである。浴室暖房や脱衣室暖房の設置が有効な対策となる。