【問104】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|引き戸と開き戸
住環境整備の基本技術 問14/30難易度A(易しい)
問題文
建具の種類の選択に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.開き戸は開閉時の体の移動が最も小さい建具であるため、高齢者や車いす使用者に最も適している。
- 2.引き戸は開閉のたびに戸の軌跡を避けて体を大きく前後に動かす必要があるため、車いす使用者には不向きである。
- 3.建具の種類による使いやすさの違いはほとんどないため、部屋の雰囲気に合うデザインだけで選んでよい。
- 4.引き戸は開閉動作に伴う体の移動が小さいため、高齢者や車いす使用者には開き戸よりも使いやすいことが多い。
解説
引き戸は戸を横に滑らせて開閉するため、開閉動作に伴う体の移動が小さく、開けた状態を保ちやすい。開き戸のように戸の回転の軌跡を避けて体を前後に動かす必要がないため、バランスを崩しやすい高齢者や車いす使用者には開き戸よりも使いやすいことが多く、この記述が正しい。開き戸は開閉時に戸の軌跡分だけ体を移動させたり後退させたりする必要があり、体の移動が最も小さい建具として最適とする記述は誤り。戸の軌跡を避けて大きく前後に動く必要があるのは開き戸のほうであり、その特徴を引き戸のものとして不向きと結論づけた記述も誤り。建具の種類は開閉の動作負担や必要なスペースに直結するものであり、使いやすさの違いがほとんどなくデザインだけで選んでよいとする記述も誤りである。