【問103】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|滑りにくい床仕上げ
住環境整備の基本技術 問13/30難易度B(標準)
問題文
床仕上げの選定に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.床材の滑りやすさは転倒事故とは関係がないため、見た目の光沢を優先して選んでよい。
- 2.ワックスをかけて床を滑りやすく磨き上げるほど、すり足で歩く高齢者にとっては安全になる。
- 3.高齢者の居住空間では滑りにくい床仕上げを基本とし、部屋の使い方や靴下・スリッパの使用状況も考慮して選ぶ。
- 4.浴室の床は水はけのよさだけを優先すればよく、滑りにくさへの配慮は特に必要ない。
解説
高齢者の転倒は床の滑りが原因となることが多く、居住空間の床は滑りにくい仕上げを基本とすることが住環境整備の原則である。同じ床材でも靴下やスリッパの使用によって滑りやすさは大きく変わるため、部屋の使い方や履き物の状況も考慮して選ぶという記述が正しい。床の滑りやすさは転倒事故に直結する要素であり、関係がないとして光沢を優先してよいとする記述は誤り。ワックスで滑りやすく磨き上げることは、すり足歩行の高齢者にとって転倒の危険を高める行為であり、安全になるとする記述も誤りである。浴室はぬれた床で滑って転倒する事故が起こりやすい場所であり、水はけだけを優先して滑りにくさへの配慮が不要とする記述も誤りで、ぬれても滑りにくい床材の選定が重要となる。