【問101】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|スロープ勾配の考え方
住環境整備の基本技術 問11/30難易度C(難しい)
問題文
スロープの勾配の考え方に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.勾配1/12とは、高さ1に対して水平距離12の割合の傾きのことをいう。
- 2.高さ150mmの段差を勾配1/12のスロープで解消するには、水平距離が1800mm程度必要となる。
- 3.勾配1/12とは、水平距離1に対して高さ12の割合の傾きのことをいう。
- 4.同じ高低差を解消する場合、勾配1/15のスロープは勾配1/12のスロープよりも水平距離が長くなる。
解説
スロープの勾配は高さと水平距離の比で表し、勾配1/12とは高さ1に対して水平距離12の割合の傾きをいう。したがって、水平距離1に対して高さ12の割合とする記述は分子と分母を取り違えたもので、ほぼ垂直の壁のような傾きを意味することになり最も不適切である。高さ1に対して水平距離12とする記述は定義どおりであり適切である。高さ150mmの段差を勾配1/12で解消する場合、必要な水平距離は150mmの12倍である1800mm程度となるため、この計算の記述も適切である。勾配1/15は1/12より緩やかな傾きであり、同じ高低差では水平距離が15倍と長くなるため、1/15のほうが水平距離が長くなるという記述も適切である。勾配を緩やかにするほど負担は減るが、必要な設置スペースは大きくなる。