【問100】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|屋外スロープの勾配
住環境整備の基本技術 問10/30難易度B(標準)
問題文
屋外に設置するスロープの勾配に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.屋外スロープの勾配は1/4程度が目安とされ、勾配が急なほど設置スペースを節約できて望ましい。
- 2.屋外スロープの勾配は1/12〜1/15程度以下が目安とされ、勾配が緩やかなほど車いすでの昇降の負担は小さくなる。
- 3.スロープの勾配は高低差の大きさとは関係なく、水平距離1mにつき高さ500mmの割合を標準とする。
- 4.車いす用のスロープでは表面の色彩の工夫が最も重要であり、勾配の数値は特に考慮しなくてよい。
解説
屋外スロープの勾配は1/12〜1/15程度以下が目安とされる。勾配1/12とは高さ1に対して水平距離12の割合の傾きであり、勾配が緩やかなほど車いすで昇る力が少なくて済み、下るときの安全性も高まるため、この記述が正しい。1/4程度という勾配は非常に急で、自走はもちろん介助でも危険であり、急なほど望ましいとする記述はスペースの節約を優先して安全を損なうもので誤り。水平距離1mにつき高さ500mmは勾配1/2に相当する急な傾きであり、標準とする記述は誤りである。スロープでは勾配こそが昇降の負担と安全性を左右する最も基本的な要素であり、色彩の工夫が最も重要で勾配を考慮しなくてよいとする記述も誤りである。設置には高低差の12〜15倍程度の水平距離が必要となる。