【問99】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|出入口の有効幅員
住環境整備の基本技術 問9/30難易度A(易しい)
問題文
車いすが通行する出入口の幅員に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.出入口の有効幅員は400mm程度あれば、自走用車いすで支障なく通行することができる。
- 2.出入口の幅員は建具の枠の外側の寸法で判断すればよく、実際に通過できる幅を確認する必要はない。
- 3.車いすが通る出入口の有効幅員は、法令により1500mm以上とすることが義務付けられている。
- 4.車いすが通る出入口は、有効幅員750mm以上を確保することが目安とされる。
解説
車いすが通行する出入口は、有効幅員750mm以上を確保することが目安とされており、この記述が正しい。有効幅員とは建具を開けたときに実際に通過できる幅のことであり、車いすの全幅に手の操作分などの余裕を加えて考える。400mm程度では車いすの幅よりも狭く通行できないため誤り。建具の枠の外側の寸法には枠や戸の厚みが含まれ、実際に通れる幅はそれより狭くなるため、枠外寸法で判断してよいとする記述も誤りであり、開放時に確保できる有効寸法で確認する必要がある。1500mm以上という数値は住宅の出入口の目安として過大であり、法令で義務付けられているという点も誤りである。開き戸から引き戸への変更などで有効幅員を広げられる場合もあり、建具の種類と併せて検討する。