【問97】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|廊下の有効幅員
住環境整備の基本技術 問7/30難易度B(標準)
問題文
木造在来工法住宅の廊下の幅員に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.柱芯々910mm(3尺)のモジュールでは廊下の有効幅員は750〜780mm程度となり、自走用車いすでの通行には十分な余裕がない。
- 2.柱芯々の寸法が910mmであれば、壁の仕上がり後も有効幅員として910mmがそのまま確保される。
- 3.有効幅員が750〜780mm程度あれば、自走用車いすで方向転換を含めて余裕をもって通行できる。
- 4.介助歩行では一人分の幅があれば足りるため、有効幅員750mm程度の廊下でも介助者と並んで歩くのに支障はない。
解説
木造在来工法の住宅は柱の中心間の距離(芯々)910mmを基本の単位とすることが多く、この場合、柱や壁の厚みが差し引かれるため廊下の有効幅員は750〜780mm程度となる。この幅は自走用車いすでの通行には十分な余裕がなく、介助歩行でも余裕がないため、この記述が正しい。芯々寸法は柱の中心どうしの距離であって、壁の仕上がり後は柱や壁の厚み分だけ狭くなるため、有効幅員として910mmが確保されるとする記述は誤り。750〜780mm程度では自走用車いすの通行はぎりぎりで、方向転換を含めて余裕をもって通行できるという記述も誤り。介助歩行は介助者が本人の横に並んで支えるため一人分より広い幅が必要であり、750mm程度で支障がないとする記述も誤りである。