【問96】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|手すりと壁下地補強
住環境整備の基本技術 問6/30難易度B(標準)
問題文
手すりの取り付けに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.石こうボード張りの壁であれば、下地の位置を確認しなくてもどの位置にでもそのままねじ留めできる。
- 2.壁の下地補強は新築時にしか行えないため、既存住宅に後から手すりを設置することはできない。
- 3.手すりを使う位置は将来も変わらないため、補強はねじを打つ一点のみに行えば十分である。
- 4.手すりには体重がかかるため、取り付け位置の壁に下地がない場合は、補強を行ったうえで設置する。
解説
手すりには立ち座りや移動の際に使用者の体重に近い大きな力がかかるため、確実に固定できる下地のある位置に取り付けることが原則であり、取り付けたい位置に下地がない場合は壁の下地補強を行ったうえで設置するという記述が正しい。石こうボードはねじの保持力が弱く、ボード面に直接ねじ留めしただけでは使用中に手すりが外れて転倒事故につながる危険があるため、どの位置にでもそのまま留められるとする記述は誤り。下地補強は既存住宅でも壁の一部を開けるなどの改修で行うことができ、新築時にしかできないとする記述も誤り。身体状況の変化により手すりの位置や高さを変更する可能性もあるため、補強はある程度の範囲に面的に行っておくことが望ましく、一点のみで十分とする記述も誤りである。