【問95】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|手すり端部の処理
住環境整備の基本技術 問5/30難易度C(難しい)
問題文
手すりの端部の処理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.手すりの端部に衣服の袖口が引っ掛かると、バランスを崩して転倒する原因となるため、端部の形状に注意する。
- 2.手すりの端部は水平のまま切りっぱなしとし、通行方向に向けて突き出した形状にしておくのがよい。
- 3.手すりの端部は、壁側または下方に曲げ込んだ形状とすることが望ましい。
- 4.端部にエンドキャップを付けるだけでは袖口の引っ掛かりを十分に防げないため、曲げ込んだ形状が推奨される。
解説
手すりの端部が通行方向に突き出していると、衣服の袖口が引っ掛かってバランスを崩し、転倒につながる危険がある。そのため端部は壁側または下方に曲げ込んだ形状とすることが望ましく、水平のまま切りっぱなしで突き出した形状にしておくのがよいとする記述は、この安全上の原則に反しており最も不適切である。袖口の引っ掛かりが転倒の原因になるため端部の形状に注意するという記述は、曲げ込み処理の理由の説明として適切である。壁側または下方への曲げ込みを望ましいとする記述は原則どおりであり適切である。エンドキャップは端部の切り口を覆う部材にすぎず、突き出した形状自体は残るため、それだけでは引っ掛かりを十分に防げず曲げ込み形状が推奨されるという記述も適切である。