【問94】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|手すりの取り付け高さ
住環境整備の基本技術 問4/30難易度B(標準)
問題文
廊下に設置する水平手すりの取り付け高さに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.床から肩の高さに合わせて1200mm程度とするのが一般的な目安である。
- 2.床から膝の高さに合わせて400mm程度とするのが一般的な目安である。
- 3.床から750〜800mm程度を目安とし、使用者の大腿骨大転子の高さに合わせて調整する。
- 4.取り付け高さは使用者の体格による違いを考慮する必要がなく、施工のしやすい高さに合わせて決めてよい。
解説
廊下の水平手すりの取り付け高さは、床から750〜800mm程度が一般的な目安とされ、これは腕を自然に下ろして手を添えやすい大腿骨大転子(股関節の外側の骨の出っ張り)の高さに相当する。実際には使用者の身長や姿勢に合わせて調整するため、この記述が正しい。1200mm程度という高さは肩に近く、腕を上げ続けなければならないため移動用の手すりとしては高すぎて誤り。400mm程度では深くかがまなければ届かず、体を支える姿勢が保てないため誤りである。手すりの高さは使用者の体格や動作によって適切な位置が変わるものであり、体格を考慮せず施工のしやすさで決めてよいとする記述も、本人に合わせて調整するという住環境整備の基本に反しており誤りである。