【問92】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|V溝レールと敷居の処理
住環境整備の基本技術 問2/30難易度B(標準)
問題文
引き戸まわりの段差の処理に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.引き戸の敷居部分の段差は、つまずきや車いす走行の支障となるため解消を検討する。
- 2.V溝レールは床面から大きく突出させて取り付けるレールであり、段差の解消には役立たない。
- 3.V溝レールを床に埋め込むように設置すれば、レール部分の突出を抑えながら戸車を走行させることができる。
- 4.敷居を撤去して床面を平らに仕上げることも、段差解消の方法の一つである。
解説
V溝レールは、断面がV字形の溝をもつ引き戸用のレールを床面に埋め込んで設置するもので、レールの突出をほとんどなくしながら戸車を走行させることができ、敷居段差の解消に有効な方法である。したがって、床面から大きく突出させて取り付けるものであり段差解消に役立たないとする記述は、V溝レールの特徴と正反対であり最も不適切である。引き戸の敷居部分の段差がつまずきや車いす走行の支障となるため解消を検討するという記述は適切である。V溝レールを埋め込み設置して突出を抑えるという記述は、この工法の利点を正しく述べており適切である。敷居を撤去して床面を平らに仕上げる方法も段差解消の選択肢の一つであり適切な記述である。使用する建具や床の構造に応じて方法を選ぶ。