【問91】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|段差解消の基本
住環境整備の基本技術 問1/30難易度A(易しい)
問題文
屋内の段差解消に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.敷居程度の小さな段差はつまずきの原因にならないため、そのまま残しておいて差し支えない。
- 2.すりつけ板は床の段差を強調して注意を促すための板であり、車いす使用者の住宅には用いない。
- 3.段差解消は室内の見た目を整えるための工事であり、高齢者の転倒予防の効果は期待できない。
- 4.敷居などの小さな段差には、すりつけ板(ミニスロープ)の設置や敷居の撤去・埋め込みなどの解消方法がある。
解説
屋内の敷居などの小さな段差を解消する方法には、段差の前後を斜面でつなぐすりつけ板(ミニスロープ)の設置、敷居そのものの撤去、敷居を床の高さに埋め込む方法などがあり、この記述が正しい。高齢者はわずかな段差でもつまずいて転倒することが多く、敷居程度の段差なら残してよいとする記述は誤り。すりつけ板は段差を強調するものではなく、段差を緩やかな斜面に変えて歩行や車いすの通行をしやすくするためのものであり、車いす使用者に用いないとする記述も誤り。段差の解消はつまずきによる転倒を防ぐ住環境整備の基本的な技術であり、見た目のためで転倒予防の効果が期待できないとする記述も誤りである。段差の高さや使用者の動作に応じて適切な方法を選択する。