【問87】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|脳性麻痺の病型と特性
疾患・障害別の特性 問27/30難易度C(難しい)
問題文
脳性麻痺に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.脳性麻痺は成人期以降に発症し、加齢とともに脳の損傷そのものが拡大していく進行性の疾患である。
- 2.痙直型では体をくねらせるような不随意運動が主体となり、筋緊張は常に低下している。
- 3.アテトーゼ型では筋緊張の亢進により関節が硬く固定され、不随意運動はまったくみられない。
- 4.痙直型では筋緊張の亢進、アテトーゼ型では不随意運動が特徴であり、病型によって動作の特性が異なる。
解説
脳性麻痺は、胎生期から新生児期にかけての脳の損傷によって生じる運動と姿勢の障害である。代表的な病型のうち、痙直型は筋緊張が亢進して手足が突っ張るような動きになることが特徴で、アテトーゼ型は本人の意思と関係なく体が動く不随意運動が特徴であり、病型によって動作の特性が異なるため、この記述が正しい。脳性麻痺は出生前後の脳損傷が原因であり、成人期以降に発症して脳の損傷自体が拡大する進行性疾患とする記述は誤り。痙直型の特徴は筋緊張の亢進であり、不随意運動が主体で筋緊張が低下しているとする記述は病型の特徴を入れ替えており誤り。アテトーゼ型の特徴は不随意運動であり、それがまったくみられないとする記述も誤りである。