【問85】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|聴覚障害と情報の代替
疾患・障害別の特性 問25/30難易度A(易しい)
問題文
聴覚に障害のある人の住環境整備に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.玄関チャイムや火災警報などの音の情報を、光や振動に置き換えて伝える機器の導入が有効である。
- 2.音量を大きくすれば必ず聞き取れるようになるため、すべての機器の音量を最大にすることが基本となる。
- 3.聴覚障害への配慮は補聴器の使用に限られるため、住環境の整備でできることは特にない。
- 4.フラッシュベルは視覚に障害のある人のための機器であり、聴覚障害のある人の生活には役立たない。
解説
聴覚障害のある人の住環境整備では、音として伝えられる情報を光や振動など別の感覚で受け取れる形に置き換えることが基本となる。来客を光の点滅で知らせるフラッシュベルや振動式の目覚まし時計、火災警報の光・振動による通知などの機器の導入が有効であり、この記述が正しい。聴覚障害の種類や程度によっては音量を上げても聞き取りが改善しない場合があり、すべての機器の音量を最大にすることを基本とする記述は誤り。補聴器以外にも情報を視覚化する機器の導入や屋内の見通しの確保など住環境面でできる工夫は多く、できることが特にないとする記述も誤り。フラッシュベルは音を光で知らせる聴覚障害者向けの機器であり、視覚障害者のための機器とする記述も誤りである。