【問79】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|在宅酸素療法と火気
疾患・障害別の特性 問19/30難易度A(易しい)
問題文
在宅酸素療法(HOT)を行っている人の住環境に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.酸素には燃焼を助ける性質があるため、酸素供給装置や使用中の本人の周囲では火気の取り扱いを避ける。
- 2.調理器具については、火を使うガスこんろから電磁調理器などへの変更を検討する。
- 3.酸素の延長チューブが移動の妨げやつまずきの原因にならないよう、家具の配置や動線を工夫する。
- 4.酸素吸入中であっても、酸素供給装置のそばでの喫煙やストーブの使用を特に制限する必要はない。
解説
在宅酸素療法(HOT)で用いる酸素は燃焼を助ける性質が強く、酸素吸入中に火気を近づけると引火して重大な火傷や火災につながる危険がある。したがって装置のそばでの喫煙やストーブの使用を制限する必要がないとする記述は、火気厳禁という最も基本的な注意事項に反しており最も不適切である。酸素供給装置や使用中の本人の周囲で火気の取り扱いを避けるという記述は基本原則そのものであり適切である。調理の際も火気を避けることが望ましく、ガスこんろから電磁調理器などへの変更を検討することは適切な対応である。また、室内を移動しながら酸素を吸入するために延長チューブを使用するため、チューブが移動の妨げやつまずきの原因にならないよう動線を工夫することも適切である。