【問77】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|心臓への負担軽減
疾患・障害別の特性 問17/30難易度B(標準)
問題文
心筋梗塞や心不全のある人への生活上の配慮に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.心機能の回復を早めるため、症状の有無にかかわらず毎日積極的に階段昇降を繰り返す生活とする。
- 2.重い物を持って移動する距離を減らすなど、日常動作に伴う身体負担を軽減する工夫をする。
- 3.冬季のヒートショックを避けるため、脱衣室や浴室の暖房の設置を検討する。
- 4.体調の変化に気づきやすく休息もとりやすいよう、家族の目が届きやすい居室の配置を検討する。
解説
心筋梗塞や心不全のある人では、心臓への過度な負担を避けることが生活上の基本である。運動は医師の指示に基づく適切な範囲で行うべきものであり、症状の有無にかかわらず毎日積極的に階段昇降を繰り返すという生活は、心臓へ大きな負担をかけ症状悪化や発作を招くおそれがあるため最も不適切である。重い物を持って移動する距離を減らすなど日常動作の負担を軽減する工夫は、基本方針に沿った適切な配慮である。冬季の急激な温度差による血圧の変動(ヒートショック)は心臓発作の誘因となるため、脱衣室や浴室の暖房を検討することも適切である。体調の急変時に家族が気づき対応しやすいよう、目の届きやすい居室配置を検討することも適切な記述である。