【問75】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|糖尿病の足病変と低血糖
疾患・障害別の特性 問15/30難易度B(標準)
問題文
糖尿病のある人の生活と住環境の配慮に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.神経障害により足の傷に気づきにくいため、室内でも素足を避けるなど足病変の予防に配慮する。
- 2.網膜症による視力低下がある場合は、照明の確保や段差の明示などの視環境の整備を検討する。
- 3.低血糖のときに冷汗やふるえ、意識障害などが起こりうることを、本人と家族が理解しておく。
- 4.足の壊疽は初期から強い痛みで自覚しやすいため、日常的な足の観察やフットケアは特に必要ない。
解説
糖尿病の神経障害があると足の感覚が鈍くなり、傷ややけどをしても痛みに気づきにくい。小さな傷から潰瘍や壊疽といった足病変に進行するおそれがあるため、日常的な足の観察やフットケアは欠かせず、壊疽は痛みで自覚しやすいから観察が不要とする記述は最も不適切である。感覚の低下した足を傷から守るため、室内でも素足を避けるなどの予防的な配慮は適切である。糖尿病網膜症による視力低下がある場合に、照明の確保や段差の明示といった視環境の整備を検討することも適切である。血糖降下薬やインスリンを使用していると低血糖が起こることがあり、冷汗・ふるえ・意識障害などの症状を本人と家族が理解して対応に備えることも適切な記述である。