【問70】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|関節リウマチと関節保護
疾患・障害別の特性 問10/30難易度B(標準)
問題文
関節リウマチのある人の関節保護と住環境整備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.ドアの握り玉は手指に負担がかかるため、レバーハンドル型の把手への交換を検討する。
- 2.物を持つときは指先だけでつまむのではなく、手のひらや前腕を使って支えるようにする。
- 3.リーチャーなどの自助具を活用して、関節への負担を減らす工夫をする。
- 4.関節保護のためには、肩や肘などの大きな関節をなるべく使わず、手指の小さな関節を優先して使うのがよい。
解説
関節リウマチの関節保護の原則は、小さな関節に負担を集中させず、大きな関節を使って動作することである。手指の小さな関節は変形をきたしやすく負担に弱いため、肩や肘の大きな関節を使わず手指を優先して使うという記述は原則と逆であり、最も不適切である。握り玉は手指でひねる動作が必要で負担が大きいため、軽い力で操作できるレバーハンドルへの交換を検討することは適切な対応である。物を指先でつままず手のひらや前腕で支えて持つことは、大きな関節を使う関節保護の考え方に沿っており適切である。リーチャーなどの自助具の活用も、届かない物を取る動作などでの関節への負担を減らす有効な方法であり適切である。症状の変動も踏まえて無理のない動作方法を検討する。