【問68】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|パーキンソン病の症状変動
疾患・障害別の特性 問8/30難易度C(難しい)
問題文
パーキンソン病の特性と住環境整備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.症状の重症度を表す指標として、ホーエン&ヤールの重症度分類が用いられる。
- 2.薬の効果によるオン・オフ現象があるため、症状が最も良い時間帯の動作だけを基準として住環境整備を行うのがよい。
- 3.症状には日内変動があるため、動作能力の評価は複数の時間帯の状態を把握したうえで行う。
- 4.姿勢反射障害があると転倒しやすいため、手すりの設置や家具の配置の工夫により転倒予防を図る。
解説
パーキンソン病では薬の効き目が良い時間帯と切れて動けなくなる時間帯が交互に現れるオン・オフ現象など、症状の日内変動がみられる。住環境整備は症状が悪い時間帯でも安全に生活できることを目標に検討する必要があり、最も良い時間帯の動作だけを基準にするという記述は、オフの時間帯の転倒や動作困難に対応できないため最も不適切である。重症度の指標としてホーエン&ヤールの重症度分類が用いられるという記述は正しい。日内変動があるため複数の時間帯の状態を把握して動作能力を評価するという記述は、変動する症状への基本的な対応として適切である。姿勢反射障害による転倒しやすさに対し、手すりの設置や家具配置の工夫で転倒予防を図るという記述も適切である。