【問54】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ユニバーサルデザインの提唱
障害とリハビリテーション 問14/20難易度A(易しい)
問題文
ユニバーサルデザインに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.ユニバーサルデザインは、日本の建築家が高齢者向け住宅の設計手法として提唱した概念である。
- 2.ユニバーサルデザインは、障害が生じた後に、その人ごとの個別の改造で対応していく考え方である。
- 3.ユニバーサルデザインは、法律で義務付けられた建築物の最低基準を指す法令用語である。
- 4.ユニバーサルデザインは、アメリカのロナルド・メイスが提唱した、初めからできるだけ多くの人にとって使いやすいように設計するという考え方である。
解説
ユニバーサルデザインは、アメリカの建築家ロナルド・メイスが提唱した概念で、年齢や障害の有無、体格などにかかわらず、初めからできるだけ多くの人が利用できるように製品・建物・環境をデザインするという考え方であり、選択肢4が適切である。メイス自身も車いすを使用しており、特別な改造や専用品による対応ではなく、デザインの出発点から多様な利用者を想定する点に本質がある。選択肢1は誤りで、提唱者は日本の建築家ではなくアメリカのロナルド・メイスである。選択肢2は誤りで、障害が生じた後の個別対応はバリアフリー的な発想に近く、ユニバーサルデザインは事前の設計思想である点で異なる。選択肢3も誤りで、ユニバーサルデザインは法令上の最低基準を指す用語ではなく、デザインの理念・考え方を表す言葉である。