【問53】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|IADLの具体例
障害とリハビリテーション 問13/20難易度C(難しい)
問題文
IADL(手段的日常生活動作)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.入浴と整容は、IADLの代表的な項目として位置付けられている。
- 2.電話の利用、服薬の管理、交通機関を利用した外出は、IADLに含まれる項目である。
- 3.ベッドから車いすへの乗り移り(移乗)は、IADLに分類される動作である。
- 4.IADLは在宅生活者のための概念であるため、施設に入所している人については評価の対象としないこととされている。
解説
IADL(手段的日常生活動作)は、電話の利用、買物、調理、洗濯、服薬管理、金銭管理、交通機関を利用した外出など、道具や社会的な手段を用いて生活を維持するための活動を指すため、選択肢2が適切である。これらは基本的なADLに比べて複雑で、認知機能や社会的能力も要するため、機能低下の初期にまず困難があらわれやすい項目である。選択肢1は誤りで、入浴と整容は生命・身体の維持に直接関わる基本的ADLの項目である。選択肢3も誤りで、移乗は移動に関わる基本的ADLに分類される動作であり、IADLではない。選択肢4も誤りで、IADLはもともと地域生活の自立度をとらえる指標として発展したが、施設入所者を評価対象から除外するという定めがあるわけではなく、生活の場に応じて評価は行われ得る。