【問52】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ADLとIADL
障害とリハビリテーション 問12/20難易度A(易しい)
問題文
ADLとIADLに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.ADLとは、調理や買物など生活を営むうえでの応用的で複雑な活動を指す用語である。
- 2.IADLとは、食事・排泄・入浴といった生命維持に関わる基本的な動作を指す用語である。
- 3.ADLとIADLは同じ内容を指す言葉であり、両者を区別する実益はないとされている。
- 4.食事・排泄・入浴などの基本的な日常生活動作をADLといい、調理・買物・金銭管理などのより複雑な生活関連動作をIADLという。
解説
ADL(日常生活動作)は食事・排泄・入浴・整容・移動など、日常生活を送るうえで基本となる動作を指し、IADL(手段的日常生活動作)は調理・買物・洗濯・金銭管理・服薬管理・交通機関の利用など、道具や社会的手段を使うより複雑な生活関連動作を指すため、選択肢4が適切である。選択肢1と選択肢2は、ADLとIADLの定義が互いに入れ替わっており、いずれも誤りである。選択肢3も誤りで、両者の区別には明確な実益がある。一般にIADLはADLよりも複雑なため機能低下の影響が先にあらわれやすく、IADLの困難は生活支援の必要性を示す早期のサインとなる。住環境整備においても、トイレや浴室などADLに関わる整備と、台所や外出経路などIADLに関わる整備の両面から検討することが求められる。