【問50】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|廃用症候群
障害とリハビリテーション 問10/20難易度A(易しい)
問題文
廃用症候群(生活不活発病)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.廃用症候群は、過度の安静や心身の不使用が続くことによって、筋力低下や関節拘縮など心身の機能低下が生じるものである。
- 2.廃用症候群は、激しい運動によって筋肉や関節を使いすぎることで生じる障害である。
- 3.廃用症候群は先天的な疾患であり、日常の生活のしかたとは関係なく発症する。
- 4.廃用症候群の症状は骨や筋肉など身体面に限られ、うつ状態や意欲低下など精神面に及ぶことはない。
解説
廃用症候群(生活不活発病)は、病気やけがによる過度の安静、あるいは活動しない生活が続くことにより、心身の機能を使わないことそのものが原因となって生じる二次的な機能低下の総称であり、選択肢1が適切である。筋力低下や筋萎縮、関節拘縮、骨萎縮、起立性低血圧、褥瘡など多様な症状があらわれる。選択肢2は誤りで、廃用症候群は使いすぎ(過用)ではなく使わないこと(不使用)によって生じるものであり、使いすぎによる障害は過用症候群として区別される。選択肢3は誤りで、先天的な疾患ではなく、安静や不活発な生活という生活のしかたに起因して誰にでも起こり得る。選択肢4も誤りで、症状は身体面にとどまらず、うつ状態、意欲の低下、認知機能の低下など精神面にも及ぶことが知られている。