【問46】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ニィリエと8つの原理
障害とリハビリテーション 問6/20難易度C(難しい)
問題文
ニィリエ(ニルジェ)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.ニィリエは、デンマークで1959年法の制定に直接携わった行政官である。
- 2.スウェーデンのニィリエは、ノーマライゼーションの理念を「1日のノーマルなリズム」など8つの原理として整理し、その国際的な普及に貢献した。
- 3.ニィリエの8つの原理は施設内での生活の質の向上のみを目的としており、地域生活への移行は想定していない。
- 4.ニィリエは、ユニバーサルデザインの7原則を提唱した人物として知られている。
解説
スウェーデンのニィリエ(ニルジェ)は、バンク–ミケルセンが提唱したノーマライゼーションの理念を、「1日のノーマルなリズム」「1週間のノーマルなリズム」「1年のノーマルなリズム」「ライフサイクルにおけるノーマルな経験」など8つの原理として体系的に整理し、この考え方をアメリカをはじめ国際的に広めることに貢献したため、選択肢2が適切である。選択肢1は誤りで、1959年法の成立に関わったのはデンマークのバンク–ミケルセンであり、ニィリエはスウェーデンで活動した人物である。選択肢3は誤りで、8つの原理は障害のある人が地域社会で当たり前の生活のリズムと経験を得ることを目指すものであり、施設内の処遇改善にとどまる考え方ではない。選択肢4も誤りで、ユニバーサルデザインの7原則を提唱したのはアメリカのロナルド・メイスである。