【問43】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ICFの背景因子
障害とリハビリテーション 問3/20難易度B(標準)
問題文
ICFの背景因子に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.背景因子のうち環境因子には、年齢や性別、生活歴、価値観などが含まれる。
- 2.背景因子は環境因子と個人因子からなり、環境因子には住環境や福祉用具、家族などの人的支援、制度・サービスが含まれる。
- 3.個人因子には、建物の構造や交通機関の利便性、まちのバリアフリー化の程度が含まれる。
- 4.背景因子は生活機能に影響を与えないものとされ、ICFの分類の対象からは除外されている。
解説
ICFの背景因子は環境因子と個人因子の2つからなり、環境因子には住宅や福祉用具といった物的環境、家族や介助者などの人的環境、制度やサービスといった社会的環境が含まれるため、選択肢2が適切である。住環境整備は、この環境因子に働きかけることで活動や参加の改善を図る取り組みとしてICFのモデル上に位置付けられる。選択肢1は誤りで、年齢・性別・生活歴・価値観はその人自身の特徴である個人因子に分類され、環境因子ではない。選択肢3は誤りで、建物の構造や交通機関の利便性は本人を取り巻く外的な条件であり、環境因子に含まれる。選択肢4も誤りで、背景因子は生活機能と相互に影響し合う重要な構成要素としてICFのモデルに組み込まれており、分類対象から除外されているという理解は正しくない。