【問42】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ICFの構成要素
障害とリハビリテーション 問2/20難易度B(標準)
問題文
ICFの構成要素に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.生活機能は「心身機能・身体構造」「活動」「参加」の3つのレベルでとらえられる。
- 2.「活動」には、歩行や食事、入浴といった生活行為の遂行が含まれる。
- 3.「参加」は、仕事や家庭内での役割、地域活動への関わりなど、生活・人生場面への関与を指す。
- 4.「環境因子」は生活機能を構成する3つのレベルの一つであり、心身機能・身体構造と同列に位置付けられる。
解説
ICFにおいて環境因子は、生活機能の3レベルではなく、個人因子とともに背景因子に位置付けられる構成要素であり、環境因子を生活機能の一つとして心身機能と同列に置く選択肢4は最も不適切である。ICFの全体構造は、健康状態、生活機能(心身機能・身体構造、活動、参加)、背景因子(環境因子、個人因子)から成り、これらが相互に影響し合うモデルとして描かれる。選択肢1は適切で、生活機能は生命レベルの心身機能・身体構造、生活レベルの活動、人生レベルの参加という3つのレベルでとらえられる。選択肢2も適切で、活動は歩行・食事・入浴など課題や行為の個人による遂行を指す。選択肢3も適切で、参加は仕事や役割、地域活動など生活・人生場面への関与を意味し、社会との関わりの次元を表している。