【問39】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|施工段階と完成後の確認
相談援助と連携 問19/20難易度C(難しい)
問題文
住宅改修の施工段階から完成後にかけての関わりに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.着工後は計画をいっさい変更できないため、工事中に現場を確認することに意味はない。
- 2.完成後の確認は施工業者の自主検査に一任し、本人が実際に使用できるかどうかの確認は省略してよい。
- 3.工事中も必要に応じて現場で手すりの取り付け位置などを確認し、完成後は本人が実際に動作をして使い勝手を確かめることが望ましい。
- 4.手すりの取り付け高さは、本人の身体寸法や動作よりも、施工のしやすさを基準にして最終決定する。
解説
図面上は適切に見えた取り付け位置が、現場では柱の位置や下地の状態により変更を要することがあり、工事中にも現場で確認と微調整を行うことが望ましい。さらに完成後は、本人が実際にまたぐ・つかまる・座るといった動作を行って使い勝手を確かめることで、初めて整備が生活に適合したかどうかを判断できるため、選択肢3が適切である。選択肢1は誤りで、着工後でも必要な範囲での調整は可能であり、現場確認はそのための重要な機会である。選択肢2は誤りで、施工業者の検査は工事の品質確認であって、本人の動作への適合確認はこれとは別に必要である。選択肢4も誤りで、手すりの高さや位置は使う本人の身体寸法と動作に合わせて決めるのが原則であり、施工のしやすさを優先する考え方は本末転倒である。