【問36】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|チームアプローチ
相談援助と連携 問16/20難易度B(標準)
問題文
住環境整備におけるチームアプローチに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.住環境整備は、保健・医療・福祉・建築の多職種が情報を共有しながら進めるチームアプローチが基本となる。
- 2.専門職の間で意見が分かれた場合は、資格の序列に従って建築士の判断を常に最優先することとされている。
- 3.チームでの検討にあたっては、本人・家族も主体的な参加者として位置付けられる。
- 4.連携する各職種の役割と専門性をあらかじめ理解しておくことが、円滑なチームアプローチにつながる。
解説
チームアプローチにおいて職種間に判断の序列は定められておらず、意見が分かれた場合は本人の生活にとって何が最善かという観点から、それぞれの専門的知見を持ち寄って調整するのが基本である。建築士の判断を常に最優先するという定めは存在しないため、選択肢2が最も不適切である。構造上の安全に関しては建築の専門的判断が尊重されるが、それは序列によるものではなく専門性の分担による。選択肢1は適切で、身体状況・介護・住宅のそれぞれに専門職がいる住環境整備では、多職種の情報共有と協働が不可欠である。選択肢3も適切で、生活の主体である本人・家族はチームの中心的な参加者であり、専門職が決めたことを受け入れるだけの存在ではない。選択肢4も適切で、互いの役割の理解は連携の前提となる。