【問31】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|建築関係者との連携
相談援助と連携 問11/20難易度B(標準)
問題文
住環境整備における建築関係者との連携に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.施工者に本人の身体状況や動作の特徴を具体的に伝えることが、意図に沿った施工につながる。
- 2.建築図面の読み取りや構造上の制約の確認は、建築士など建築の専門家と連携して行う。
- 3.打ち合わせの場では、福祉側の用語と建築側の用語の意味の違いを橋渡しすることが求められる。
- 4.建築の専門家に相談すると設計の自由度が下がるため、構造に関わる改修であっても福祉住環境コーディネーターが単独で判断するのが望ましい。
解説
壁の撤去や開口部の拡幅など構造に関わる改修は、耐力壁や柱の位置といった建築上の制約を踏まえなければ安全性を損なうおそれがあり、建築士等の専門家との連携が不可欠である。したがって、専門家への相談を避けてコーディネーターが単独で判断するのが望ましいとする選択肢4は、役割の範囲を逸脱しており最も不適切である。選択肢1は適切で、手すりを使う人の麻痺の側や身長、動作の癖などを施工者に具体的に伝えることで、取り付け位置や高さが本人に合った施工となる。選択肢2も適切で、図面の読み取りや構造上できること・できないことの確認は建築の専門家の知見を借りて行う。選択肢3も適切で、福祉と建築では用語や発想が異なるため、双方の言葉を翻訳してつなぐことがコーディネーターの重要な役割である。