【問29】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|理学療法士との連携
相談援助と連携 問9/20難易度B(標準)
問題文
理学療法士(PT)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.理学療法士は、起き上がりや立ち上がり、歩行といった基本的動作能力の回復・維持を図る専門職であり、動作の評価を通じて住環境整備に有用な情報を提供する。
- 2.理学療法士の業務は、精神面のカウンセリングや心理療法を行うことが中心である。
- 3.理学療法士は、要介護認定における認定審査の判定を単独で行う権限を持つ職種である。
- 4.理学療法士は、介護保険の住宅改修が必要な理由書を作成できる唯一の職種と定められている。
解説
理学療法士(PT)は、運動療法や物理療法により、寝返り・起き上がり・立ち上がり・歩行といった基本的動作能力の回復・維持を図るリハビリテーション専門職である。移動動作の評価を通じて、手すりの必要箇所や段差への対応など住環境整備に有用な情報を提供できるため、選択肢1が適切である。応用的動作を扱う作業療法士とあわせて、基本動作はPT、応用動作はOTという対応関係を押さえておきたい。選択肢2は誤りで、心理面の専門的援助を中心とする職種ではない。選択肢3は誤りで、要介護認定の審査判定は介護認定審査会が合議で行うものであり、理学療法士が単独で判定する仕組みはない。選択肢4も誤りで、理由書の作成者はケアマネジャー等や福祉住環境コーディネーター2級以上など複数あり、唯一の職種という定めはない。