【問23】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|相談援助の進め方
相談援助と連携 問3/20難易度A(易しい)
問題文
住環境整備の相談援助の進め方に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.相談援助では、まず改修工事の見積もりを取り、その予算額に合わせて本人のニーズの範囲を決めていく。
- 2.相談援助は施工が完了して引き渡しが済んだ時点で終了し、その後の生活状況に関わることはない。
- 3.身体状況の把握は本人に負担をかけるため、原則として家族からの聞き取りのみで済ませることとされている。
- 4.相談援助は、ニーズの把握から始まり、身体状況や住環境の現状把握、課題の整理を経て、整備方針の提案へと進めていく。
解説
住環境整備の相談援助は、本人・家族のニーズの把握から始まり、身体状況や介護状況、住環境の現状把握、把握した情報に基づく課題の整理を経て、整備方針の提案・検討、施工、そして事後のフォローへと段階的に進めるのが基本であり、選択肢4が適切である。選択肢1は誤りで、見積もりや予算から出発してニーズを枠にはめるのは本末転倒であり、まず生活上の困りごとと必要性を明らかにすることが出発点となる。選択肢2は誤りで、施工完了後も実際の生活で整備が有効に機能しているかを確認する事後フォローまでが相談援助の過程に含まれる。選択肢3も誤りで、家族からの情報も重要ではあるが、本人の実際の動作を観察し本人の意向を直接確認することが現状把握の原則である。