【問18】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|住宅内の段差
高齢社会と住環境整備 問18/20難易度B(標準)
問題文
住宅内の段差に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.敷居程度のわずかな段差でも、すり足歩行になりがちな高齢者にはつまずきの原因となる。
- 2.段差は目につきやすい大きなものほど危険であり、数センチメートル程度の小さな段差でつまずくことはほとんどない。
- 3.段差の解消には、ミニスロープの設置や敷居の撤去、床のかさ上げなどの方法がある。
- 4.部屋の出入口などの段差の解消は、介護保険の住宅改修の支給対象となる工事に含まれる。
解説
高齢者のつまずきは、むしろ本人が意識しにくい数センチメートル程度の小さな段差で起こりやすいことが知られており、小さな段差ではほとんどつまずかないとする選択肢2は最も不適切である。大きな段差は本人も注意して昇降するのに対し、敷居のようなわずかな段差は見落とされやすく、足が十分に上がらないすり足歩行では引っかかりやすい。選択肢1は適切で、加齢による下肢筋力や平衡機能の低下によりすり足歩行となった高齢者には、敷居程度の段差も転倒の危険因子となる。選択肢3も適切で、段差解消にはミニスロープの設置、敷居の撤去、床のかさ上げなど状況に応じた方法がある。選択肢4も適切で、段差の解消は手すりの取り付けなどと並んで介護保険の住宅改修費の支給対象工事に定められている。