【問17】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|和式の生活様式と住まい
高齢社会と住環境整備 問17/20難易度C(難しい)
問題文
和式の生活様式と高齢者の住まいに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.和式浴槽は浅くて長い形状のため、高齢者にとってまたぎ越しやすく安全性が高い。
- 2.和式便器は立ち座りの動作負担が小さく、下肢の筋力が低下した高齢者に適している。
- 3.布団での就寝は起き上がりや立ち上がりの負担が少なく、ベッドよりも高齢者に向いている。
- 4.和式浴槽は深くまたぎ越しの負担が大きいため、住環境整備では和洋折衷式浴槽への変更などが検討される。
解説
和式浴槽は底が深く縁が高いため、またぎ越し動作の負担が大きく、高齢者には出入りの困難と転倒の危険を伴う。このため住環境整備では、深すぎず長すぎず、体を安定させて肩まで湯につかれる和洋折衷式浴槽への変更などが検討され、選択肢4が適切である。選択肢1は誤りで、和式浴槽の形状は「深くて短い」であり、浅くて長いのは洋式浴槽の特徴である。洋式浴槽は姿勢が安定しにくく体が滑りやすいという別の課題を持つ。選択肢2は誤りで、和式便器はしゃがみ込みと立ち上がりの動作負担が非常に大きく、膝や腰に問題を抱える高齢者には洋式便器への変更が基本的な対応となる。選択肢3も誤りで、床からの起き上がり・立ち上がりは負担の大きい動作であり、一般にベッドの利用のほうが高齢者の身体負担を軽減できる。