【問9】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|日常生活圏域
高齢社会と住環境整備 問9/20難易度C(難しい)
問題文
地域包括ケアシステムにおける日常生活圏域に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.日常生活圏域は、都道府県の区域全体を一つの単位として設定される。
- 2.日常生活圏域は、町内会や隣組といった小学校区より狭い範囲を基本単位とすることが定められている。
- 3.日常生活圏域は、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される範囲として、中学校区程度の広がりが想定されている。
- 4.日常生活圏域は国が全国一律の線引きで設定するものであり、市町村が地域の実情に応じて定めることはできない。
解説
地域包括ケアシステムでは、おおむね30分以内に駆けつけられる、あるいは必要なサービスが提供される範囲を日常生活圏域とし、具体的には中学校区程度の広がりが想定されているため、選択肢3が適切である。この圏域を単位として、住まい・医療・介護・予防・生活支援が切れ目なく提供される体制の構築が目指されている。選択肢1は誤りで、都道府県全体のような広域では日常の生活圏とはいえず、圏域の趣旨に反する。選択肢2は誤りで、基準として想定されているのは中学校区程度であり、小学校区より狭い町内会単位を基本とする定めはない。選択肢4も誤りで、日常生活圏域は市町村が介護保険事業計画の中で、人口や地理的条件など地域の実情に応じて設定するものであり、国が全国一律に線引きするものではない。