【問8】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|地域包括ケアシステムの構成要素
高齢社会と住環境整備 問8/20難易度A(易しい)
問題文
地域包括ケアシステムに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.地域包括ケアシステムは、医療と介護の2つのサービスを都道府県単位で一元化する仕組みである。
- 2.地域包括ケアシステムでは、介護が必要になった高齢者の施設入所を最優先とし、住み慣れた地域での生活継続は想定されていない。
- 3.地域包括ケアシステムは、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供し、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられるよう支える体制である。
- 4.地域包括ケアシステムの構成要素に住まいは含まれておらず、住宅政策とは切り離して構築される。
解説
地域包括ケアシステムは、住まい・医療・介護・予防・生活支援の5つの要素を一体的に提供し、高齢者が重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けられるよう支える体制であり、選択肢3が適切である。選択肢1は誤りで、構成要素は医療と介護の2つに限られず、構築の主体も都道府県単位ではなく市町村が中心となって地域の実情に応じてつくり上げるものとされている。選択肢2は誤りで、このシステムは施設入所を最優先とする考え方ではなく、住み慣れた地域での生活継続を基本理念とする。選択肢4も誤りで、住まいは生活の基盤として構成要素の中核に位置付けられており、サービス付き高齢者向け住宅の整備や住宅改修など住まいに関する施策と密接に関連している。