【問7】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|高齢者世帯の居住状況
高齢社会と住環境整備 問7/20難易度B(標準)
問題文
高齢者のいる世帯の居住状況に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.高齢者のいる世帯では、持ち家に居住している割合が高い。
- 2.持ち家であっても、建築後年数が経過した住宅では、段差や断熱性の低さなど住環境上の課題を抱えていることが多い。
- 3.高齢者の単独世帯や高齢夫婦のみの世帯は増加傾向にある。
- 4.高齢者のいる世帯の大半は賃貸住宅に居住しており、持ち家に住む世帯はごく少数にとどまる。
解説
高齢者のいる世帯は持ち家率が高いことが特徴であり、大半が賃貸住宅に居住しているとする選択肢4は事実に反するため、最も不適切である。選択肢1は適切で、高齢者のいる世帯の持ち家率は全世帯平均よりも高い水準にある。選択肢2も適切で、持ち家率が高いことは住まいが確保されていることを意味する一方、建築後長い年数を経た住宅には上がり框や敷居の段差、断熱性の低さによる冬季の温度差といった課題が残されており、そこに住み続けるための住環境整備の必要性が生じる。選択肢3も適切で、子ども世代との同居が減り、高齢者の単独世帯や高齢夫婦のみの世帯は増加を続けているため、家族介護力に頼れない住まい方を前提とした環境整備や地域の支援体制がいっそう重要になっている。