【問3】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|ヒートショック
高齢社会と住環境整備 問3/20難易度A(易しい)
問題文
ヒートショックに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.ヒートショックは、冬季に暖かい居室と寒い浴室・脱衣室・トイレなどとの間の急激な温度差によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかって起こる健康被害である。
- 2.ヒートショックは、室温の高い夏季に浴室内で体温が上昇して起こるものであり、冬季にはほとんど発生しない。
- 3.ヒートショックを防ぐには、脱衣室は暖めずに浴室との温度差を一定に保つことが望ましいとされる。
- 4.ヒートショックによる事故は屋外での発生が多く、住宅内の温度環境との関係は薄い。
解説
ヒートショックとは、冬季に暖房された居室と暖房のない浴室・脱衣室・トイレなどとの間を移動する際の急激な温度差により血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳血管障害、浴槽内での意識喪失による溺水などを引き起こす健康被害であり、選択肢1が適切である。選択肢2は誤りで、ヒートショックは住宅内の温度差が大きくなる冬季に集中して発生し、夏季の熱中症とは別の現象である。選択肢3は誤りで、予防にはむしろ脱衣室や浴室を入浴前に暖め、居室との温度差を小さくすることが有効である。選択肢4も誤りで、ヒートショックは住宅内、特に浴室まわりで起こる問題であり、断熱性の向上や暖房設備の設置といった住環境整備がその予防に直結する。