【問2】福祉住環境コーディネーター2級 練習問題|高齢者の家庭内事故
高齢社会と住環境整備 問2/20難易度B(標準)
問題文
高齢者の家庭内事故に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1.高齢者では、家庭内事故による死亡者数が交通事故による死亡者数を上回っている。
- 2.家庭内事故による死亡のうち、浴槽内での溺死・溺水は大きな割合を占めている。
- 3.転倒・転落も家庭内事故死の主要な原因であり、段差解消や手すり設置などの住環境整備が予防に有効である。
- 4.高齢者の家庭内事故の大部分は台所での火傷であり、浴室や階段まわりで起こる事故はまれである。
解説
高齢者の家庭内事故死の主要な内訳は浴槽内での溺死・溺水と転倒・転落であり、台所での火傷が大部分を占めるという選択肢4は事実に反するため、最も不適切である。浴室や階段は家庭内でも事故の危険が高い場所であり、「まれ」とはいえない。選択肢1は適切で、高齢者では家庭内事故による死亡者数が交通事故死を上回っており、住宅内の安全対策の重要性を示している。選択肢2も適切で、冬季のヒートショックとも関連して浴槽内の溺死・溺水は家庭内事故死の中で大きな割合を占める。選択肢3も適切で、転倒・転落は骨折から寝たきりにつながることもあるため、段差の解消や手すりの設置、滑りにくい床材への変更といった住環境整備による予防が重視されている。