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eco検定の合格率は?直近4回は53.6〜58.5%で推移

公開: 2026-08-07

eco検定(環境社会検定試験)の合格率は、東京商工会議所が公表している直近4回のデータでは53.6%〜58.5%の範囲で推移しています。半数以上が合格している一方で、4割以上が不合格になっている試験でもあります。この記事では公式に公表されている数字だけを使い、合格率の推移と、その数字から言えること・言えないことを整理します。

直近4回の合格率

東京商工会議所の公式データによると、eco検定の実受験者数・合格者数・合格率の推移は次のとおりです(出典:東京商工会議所公式サイト、2026年8月確認)。

実受験者数 合格者数 合格率
第36回(2024年度第1シーズン) 16,487人 9,611人 58.3%
第37回(2024年度第2シーズン) 17,553人 10,268人 58.5%
第38回(2025年度第1シーズン) 16,184人 9,044人 55.9%
第39回(2025年度第2シーズン) 16,509人 8,854人 53.6%

年度単位で見ると、2024年度は58.4%、2025年度は54.7%です。直近4回の幅は53.6%〜58.5%で、上下の差は5ポイント程度に収まっています。ただしこれはあくまで過去の実績であり、今後の回の合格率がこの範囲に収まることを示すものではありません。

回ごとの振れ幅は小さい

同じ東京商工会議所が実施するビジネスマネジャー検定を見ると、1回あたりの実受験者数は5,723〜5,991人と規模は異なるものの、合格率は直近4回で23.3%〜74.8%と大きく変動しています(出典:東京商工会議所公式サイト、2026年8月確認)。これに比べると、eco検定の直近4回の振れ幅は小さいといえます。

ただし、振れ幅が小さいことから「対策すれば必ず合格できる」と読み取ることはできません。公表されているのは実受験者数・合格者数・合格率だけで、各回の難易度や受験者層の違いまでは公表されていないためです。数字から言えるのは、直近4回に限れば合格率が5割台で推移していた、という事実にとどまります。

それでも4割以上が不合格

合格率が5割台ということは、裏を返せば直近4回はいずれも4割以上、最も低い第39回では半数近い受験者が合格に届かなかったということです。eco検定の受験資格に制限はなく、学歴・年齢・性別・国籍を問わず誰でも申し込めますが、申し込めば通る試験ではありません。準備をせずに臨めば不合格になり得る水準だと捉えておくのが安全です。

合格基準は100点満点で70点以上

eco検定の合格基準は、100点満点とし70点以上です(出典:東京商工会議所公式サイト、2026年8月確認)。出題形式は多肢選択式、試験時間は90分です。受験方式は自宅などの自分のパソコンで受けるIBT方式と、テストセンターで受けるCBT方式の2つがあり、受験料はIBTが5,500円(税込)、CBTは5,500円(税込)に加えてCBT利用料2,200円(税込)が必要です。

なお、出題数や分野ごとの配点は公表されていません。「どの分野から何問出る」「ここが頻出」といった情報は公式に確認できるものではないため、範囲を絞り込む根拠にはなりません。狙いを絞るより、公式テキストの範囲全体を押さえるほうが確実です。

対策の進め方

出題範囲は公式テキスト(最新版)の知識と、それを理解したうえでの応用力とされ、最近の時事問題から出題される場合もあります。公式テキストは『改訂10版 環境社会検定試験®eco検定公式テキスト』(日本能率協会マネジメントセンター、2025年2月3日発行、B5判288頁、本体2,600円+税)で、第1章「持続可能な社会に向けて」から第6章「エコピープルへのメッセージ」までの6章構成です。地球のしくみから環境問題、社会の各主体の活動までを扱う幅の広い構成のため、章をまたいだ横断的な理解が求められます。演習には『2026年版 環境社会検定試験®eco検定公式問題集』(同社)もあります。

東京商工会議所の公式サイトでは、合格者の71.4%が2か月以内に受験対策を完了しているというデータも公表されています。長期戦にせず、期間を区切って仕上げる進め方が現実的でしょう。

当サイト「シカクモン」では、eco検定の練習問題200問を全問解説つきで無料公開しているほか、ランダム20問の本番形式テスト、四肢択一50問・90分・70点判定の模擬試験 第1回も用意しています。なお、これらの問題数は当サイト独自のもので、本試験の出題数を示すものではありません。70点という基準を意識しながら演習を重ねてください。