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ビジネスマネジャー検定の合格率は23.3%〜74.8%?年度別の推移

公開: 2026-08-06

「ビジネスマネジャー検定の合格率は何%ですか」という質問に、単一の数字で答えることはできません。直近4回の公式データを見ると、合格率は23.3%から74.8%まで大きく変動しています。ここでは東京商工会議所が公表している数値をそのまま示したうえで、この振れ幅から何を読み取るべきかを整理します。

公式データ(直近4回・全国分)

東京商工会議所が公表している実受験者数・合格者数・合格率は次の通りです(出典:東京商工会議所公式サイト、2026年8月6日確認)。

実受験者数 合格者数 合格率
第19回(2024年度第1シーズン) 5,723人 2,384人 41.7%
第20回(2024年度第2シーズン) 5,991人 1,395人 23.3%
第21回(2025年度第1シーズン) 5,863人 4,384人 74.8%
第22回(2025年度第2シーズン) 5,959人 4,046人 67.9%

年度単位でまとめても、2024年度が32.3%、2025年度が71.3%と、隣り合う年度どうしでも大きく異なります。なお各回の実受験者数はいずれも5,700人台〜5,900人台で、回ごとの受験者数そのものに大きな差はありません。受験者が極端に少ない回があって数値が振れている、という説明では片づかない動き方をしています(累計受験者数は12万人を超えています)。

なぜここまでぶれるのか

合格率が回によって大きく異なる背景を、当サイトが独自に断定することはできません。ただ確実に言えるのは、「ビジネスマネジャー検定の合格率は◯%」と単一の数字で語る情報は、少なくとも直近4回分を見る限り実態に即していないということです。平均値だけを取り出して「合格率◯%の試験」と紹介している情報を見かけた場合は、それがどの回・どの期間の数値かを確認する必要があります。合格率の推移は今後の回の結果が公表されるたびに変わっていくため、当コラムも定期的に更新していく前提でご覧ください。

公表されている合格基準は得点だけ

合格率の振れ幅を見ると「回によって合否のラインが動いているのでは」と身構えたくなりますが、東京商工会議所が公表している合格基準は100点満点とし70点以上という得点のみです。上位何%を合格とするといった相対的な線引きは公表されていません。したがって受験者が意識できるのは、周囲の出来ではなく自分の得点が70点に届くかどうかという一点になります。管理職としてのマネジメント業務と同じで、「相手がどうか」ではなく「自分の準備がどこまで積み上がっているか」に目を向けたほうが、試験対策としても筋が通るはずです。

なお、試験は多肢選択式・試験時間90分ですが、1回あたり何問出題されるかは公式に公表されていません。問題も非公開で持ち帰りできないため、「何問中何問取れば70点」という換算を外部から確定させることはできない点にも注意してください。

実務的な結論:易しい回を前提にしない

過去に合格率が高い回があったからといって、次の回も同じ水準になるとは限りません。試験期間や申込期間はシーズンごとに公表されますが(次回である第24回の情報は試験日程のコラムで確認できます)、その回の難易度自体は事前にはわかりません。したがって、「今回は易しいはずだから軽めに準備する」という進め方はリスクがあります。取れる対策は、出題範囲である公式テキスト4部構成を一通りカバーし、70点という基準に対して取りこぼしをどれだけ減らせるかに集中することです。当サイトでは分野別の練習問題200問、90分・70点判定の模擬試験、ランダム20問で腕試しできる本番形式テストを用意しています(問題数はいずれも当サイト独自の構成で、本試験の出題数を示すものではありません)。学習にどれくらい時間を見ておくかという当サイトなりの目安は勉強時間のコラムにまとめています。

まとめ

ビジネスマネジャー検定の合格率は、直近4回で23.3%〜74.8%、年度計でも32.3%〜71.3%と大きく変動しており(出典:東京商工会議所公式サイト、2026年8月6日確認)、単一の数字で語れる試験ではありません。公表されている合格基準が100点満点で70点以上という得点のみである以上、意識すべきは他人との比較ではなく、自分の準備でどこまで取りこぼしを減らせるかです。数値は今後の回が公表されるたびに変わるため、受験前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。