【問23】知的財産管理技能検定2級 練習問題|特許権の効力
特許法 問23/40難易度B(標準)
問題文
特許権の効力に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.特許権者は、業として行われるか否かを問わず、他人による特許発明の一切の実施を排除することができる。
- 2.特許権の効力は、特許発明の技術的範囲に属する実施であっても、試験又は研究のためにする実施には及ばない。
- 3.個人が家庭内で特許発明を実施する行為であっても、常に特許権の侵害となる。
- 4.特許権の効力は、単に日本国内を通過するにすぎない外国の船舶にも当然に及ぶ。
解説
特許権の効力は、試験又は研究のためにする特許発明の実施には及ばない(特許法69条1項)。よって2が正解。特許権者が専有するのは「業として」の実施であり(特許法68条)、個人的・家庭的な実施には及ばないため、1・3は誤り。単に日本国内を通過するにすぎない船舶・航空機やこれらに使用する機械等にも効力は及ばない(特許法69条2項1号)ため、4も誤り。