【問15】知的財産管理技能検定2級 練習問題|補正
特許法 問15/40難易度A(易しい)
問題文
甲は、その特許出願について『最後の拒絶理由通知』を受けた。この通知に対する応答期間内にする特許請求の範囲の補正に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 1.補正できる内容は、請求項の削除、特許請求の範囲の限定的減縮、誤記の訂正、明瞭でない記載の釈明のいずれかを目的とするものに限られる。
- 2.最後の拒絶理由通知後は、新規事項の追加でない限り、目的の制限なく特許請求の範囲を自由に補正できる。
- 3.最後の拒絶理由通知後は、特許請求の範囲の補正は一切認められない。
- 4.補正は、請求項を増加させて権利範囲を拡張することを目的とするものであっても認められる。
解説
特許法17条の2第5項は、最後の拒絶理由通知を受けた後の応答期間内にする特許請求の範囲の補正は、(1)請求項の削除、(2)特許請求の範囲の限定的減縮、(3)誤記の訂正、(4)明瞭でない記載の釈明のいずれかを目的とするものに限られると定める。これを述べる記述が正しい。最後の拒絶理由通知後は目的の制限があるため、目的を問わず自由にできるとする記述や、権利範囲の拡張を認める記述は誤り。上記の目的の範囲では補正が認められるため、一切認められないとする記述も誤り。