【問277】貸金業務取扱主任者 練習問題|元本額の区分と利率の基本
利息制限法・出資法 問63/92難易度A(易しい)
問題文
利息制限法第1条に規定する利息の上限利率に関する次の記述のうち、その内容が適切なものを1つ選びなさい。
- 1.元本の額が10万円未満の場合、利息の上限利率は年18%である。
- 2.元本の額が10万円以上100万円未満の場合、利息の上限利率は年18%である。
- 3.元本の額が100万円以上の場合、利息の上限利率は年20%である。
- 4.元本の額が50万円以上の場合、利息の上限利率は年15%である。
解説
正解
正解は選択肢2です。利息制限法第1条第2号により、元本の額が10万円以上100万円未満の場合の利息の上限利率は年18%です。
各選択肢の解説
選択肢1「10万円未満→年18%」→ ❌(不適切)
元本10万円未満の場合の上限利率は年20%です(利息制限法第1条第1号)。年18%は10万円以上100万円未満の場合の上限利率です。
選択肢2「10万円以上100万円未満→年18%」→ ✅(適切)
利息制限法第1条第2号の規定どおりです。
選択肢3「100万円以上→年20%」→ ❌(不適切)
元本100万円以上の場合の上限利率は年15%です(利息制限法第1条第3号)。年20%は10万円未満の場合の上限利率です。
選択肢4「50万円以上→年15%」→ ❌(不適切)
年15%が適用されるのは元本100万円以上の場合です。元本50万円は「10万円以上100万円未満」の区分に該当し、上限利率は年18%です。
背景知識
| 元本額の区分 | 上限利率 | 根拠条文 |
|---|---|---|
| 10万円未満 | 年20% | 第1条第1号 |
| 10万円以上100万円未満 | 年18% | 第1条第2号 |
| 100万円以上 | 年15% | 第1条第3号 |
学習アドバイス
3つの元本額区分と対応する上限利率は、利息制限法の最も基本的な知識です。「元本が大きいほど利率は低い」という原則を理解した上で、正確な数値を暗記しましょう。
まとめ
- 10万円未満:年20%、10万円以上100万円未満:年18%、100万円以上:年15%
- 元本額が大きいほど上限利率は低くなる
- 区分の境界は「以上」「未満」に注意