【問262】貸金業務取扱主任者 練習問題|利息計算と端数処理
利息制限法・出資法 問48/92難易度C(難しい)
問題文
利息の計算と端数処理に関する次の記述のうち、その内容が適切でないものを1つ選びなさい。
- 1.利息計算において、円未満の端数が生じた場合の処理方法は、契約で定めることができる。
- 2.利息制限法は、利息計算における端数処理の方法を具体的に規定している。
- 3.実務上、利息計算の端数処理は切捨てで行われることが多い。
- 4.端数処理の結果、利息の額が利息制限法の上限を超えることとなる場合、その超過部分は無効である。
解説
正解
正解は選択肢2です。利息制限法は利息計算における端数処理の具体的な方法を規定していません。
各選択肢の解説
選択肢1「契約で定めることができる」→ ✅(適切)
端数処理の方法は当事者間の契約で定めることができます。
選択肢2「利息制限法が端数処理を規定」→ ❌(不適切)
利息制限法は上限金利を定めていますが、端数処理の具体的方法について明文の規定はありません。
選択肢3「実務上は切捨てが多い」→ ✅(適切)
借主に有利な取扱いとして、実務上は円未満の端数を切り捨てることが一般的です。
選択肢4「上限超過部分は無効」→ ✅(適切)
端数処理の結果であっても、利息制限法の上限を超える部分は無効です。
学習アドバイス
利息制限法が直接規定している事項とそうでない事項を区別することが重要です。端数処理は法律上の規定がなく、実務慣行により処理されています。
まとめ
- 利息制限法は端数処理の方法を具体的に規定していない
- 端数処理は契約で定めるか実務慣行による
- 端数処理後も上限金利を超えてはならない