【問242】貸金業務取扱主任者 練習問題|営業的金銭消費貸借の特則(事例問題)
利息制限法・出資法 問28/92難易度C(難しい)
問題文
貸金業者Aが個人Bに対して元本80万円を年17%で貸し付け、保証業者CがBから保証料を受け取る場合に関する次の記述のうち、その内容が適切なものを1つ選びなさい。
- 1.この貸付けの利息の上限金利は年15%であるため、約定利率年17%は超過部分が無効である。
- 2.保証業者Cが受け取ることのできる保証料の上限は、年3%相当額である。
- 3.保証業者Cが受け取ることのできる保証料の上限は、年1%相当額である。
- 4.保証業者Cは、利息とは無関係に保証料を自由に設定できる。
解説
正解
正解は選択肢3です。元本80万円は「10万円以上100万円未満」に該当し、上限金利は年18%です。約定利率が年17%であるため、保証料の上限は18%-17%=年1%相当額です。
各選択肢の解説
選択肢1「上限金利は年15%」→ ❌
元本80万円は「10万円以上100万円未満」に該当するため、上限金利は年18%です。年15%は元本100万円以上の場合の上限です。約定利率年17%は上限の18%以内であり有効です。
選択肢2「保証料の上限は年3%」→ ❌
保証料の上限は上限金利(年18%)から約定利率(年17%)を差し引いた年1%です。年3%ではありません。
選択肢3「保証料の上限は年1%」→ ✅
上限金利18%-約定利率17%=1%が保証料の上限です。
選択肢4「保証料は自由に設定可能」→ ❌
保証料は利息との合算規制を受けるため、自由に設定することはできません。
学習アドバイス
保証料の計算では、まず元本額から上限金利を特定し、次に約定利率を差し引いて保証料の上限を求めます。この計算手順を確実にできるようにしましょう。
まとめ
- 元本80万円の上限金利は年18%
- 約定利率17%の場合、保証料上限は年1%
- 利息+保証料の合計が上限金利以内でなければならない