【問221】貸金業務取扱主任者 練習問題|利息の上限金利の基本
利息制限法・出資法 問7/92難易度A(易しい)
問題文
利息制限法における利息の上限金利に関する次の記述のうち、その内容が適切なものを1つ選びなさい。
- 1.元本の額が10万円未満の場合、利息制限法上の上限金利は年18%である。
- 2.元本の額が10万円以上100万円未満の場合、利息制限法上の上限金利は年20%である。
- 3.元本の額が100万円以上の場合、利息制限法上の上限金利は年15%である。
- 4.利息制限法の上限金利を超える利息の約定をした場合、その貸付契約全体が無効となる。
解説
正解
正解は選択肢3です。利息制限法第1条第1項第3号に基づき、元本の額が100万円以上の場合の上限金利は年15%です。
各選択肢の解説
選択肢1「10万円未満は年18%」→ ❌(不適切)
元本の額が10万円未満の場合、利息制限法上の上限金利は年18%ではなく、年**20%**です(利息制限法第1条第1項第1号)。年18%は元本10万円以上100万円未満の場合の上限金利です。
選択肢2「10万円以上100万円未満は年20%」→ ❌(不適切)
元本の額が10万円以上100万円未満の場合の上限金利は年20%ではなく、年**18%**です(利息制限法第1条第1項第2号)。年20%は元本10万円未満の場合の上限金利です。
選択肢3「100万円以上は年15%」→ ✅
元本の額が100万円以上の場合の上限金利は年15%です(利息制限法第1条第1項第3号)。正しい記述です。
選択肢4「契約全体が無効」→ ❌
利息制限法の上限金利を超える利息の約定をした場合、その超過部分が無効となるのであり、契約全体が無効となるわけではありません(利息制限法第1条第1項)。
背景知識
| 元本の額 | 上限金利 |
|---|---|
| 10万円未満 | 年20% |
| 10万円以上100万円未満 | 年18% |
| 100万円以上 | 年15% |
学習アドバイス
利息制限法の上限金利は3段階に分かれており、試験では頻出です。「10万・100万」の境目と「20・18・15」の数値をセットで暗記しましょう。超過部分のみ無効であり、契約全体が無効になるわけではない点にも注意してください。
まとめ
- 利息制限法の上限金利は元本額に応じて年20%・18%・15%の3段階
- 上限を超える利息の約定は超過部分のみ無効
- 契約全体が無効になるわけではない