【問255】個人情報保護士 練習問題|情報の持出し管理
情報セキュリティ 問75/120難易度B(標準)
問題文
個人情報を含む書類や電子媒体の持出し管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.持出し管理簿を作成し、持出し日時、持出し者、持出し先、返却日を記録する
- 2.上長の口頭承認のみで個人情報の持出しを許可してよい
- 3.USBメモリに個人情報をコピーして持ち出す場合、暗号化は任意である
- 4.持出し中に紛失した場合は、見つかるまで報告を保留してよい
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅正解
持出し管理簿を作成し、持出しの詳細を記録することは、情報資産の所在を把握し、紛失時の迅速な対応を可能にするために不可欠です。
選択肢2 → ❌誤り
個人情報の持出しには、書面やシステムによる正式な承認プロセスを経るべきです。口頭承認では記録が残らず、承認の事実確認ができません。
選択肢3 → ❌誤り
個人情報を電子媒体に記録して持ち出す場合は、暗号化を必須とすべきです。紛失・盗難時にデータが読み取られるリスクを低減するためです。
選択肢4 → ❌誤り
紛失が判明した場合は速やかに報告し、被害の拡大防止措置を講じる必要があります。報告の遅延は被害を拡大させるおそれがあります。
背景知識
個人情報の持出し管理は、情報漏えい防止の重要な対策です。持出しには正式な承認手続きを設け、管理簿による記録と追跡を行います。電子媒体で持ち出す場合は暗号化を必須とし、持出し中は肌身離さず管理することが求められます。近年はノートPCやスマートフォンの持出しに伴うリスクも増大しており、リモートワイプ(遠隔消去)機能の設定やVPN接続の義務化なども重要な対策です。持出しルールは全従業員に周知し、定期的な教育を通じて遵守を徹底する必要があります。
学習アドバイス
持出し管理では「承認手続き」「記録」「暗号化」「紛失時の即時報告」の4点が重要です。これらをセットで覚えておきましょう。ノートPC持出し時の対策も関連テーマとして押さえてください。
まとめ
- 持出し管理簿で日時、持出し者、持出し先、返却日を記録する
- 電子媒体の持出しには暗号化を必須とする
- 紛失時は速やかに報告し、被害拡大防止措置を講じる