【問253】個人情報保護士 練習問題|書類の廃棄処理
情報セキュリティ 問73/120難易度A(易しい)
問題文
個人情報を含む書類の廃棄処理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.シュレッダーによる裁断は、クロスカット方式よりもストレートカット方式の方が安全性が高い
- 2.個人情報を含む書類の廃棄は、溶解処理やクロスカットシュレッダーなど復元困難な方法で行うべきである
- 3.廃棄する書類は一般ごみとして出しても、回収業者が処分するため問題ない
- 4.書類の廃棄記録は特に保存する必要がない
解説
正解
正解は選択肢2です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ❌誤り
ストレートカット方式は細長い短冊状に裁断するだけであり、復元が比較的容易です。クロスカット方式は縦横に裁断するため、復元が格段に困難であり、安全性が高いです。
選択肢2 → ✅正解
個人情報を含む書類は、クロスカットシュレッダー、溶解処理、焼却処分など、復元が困難な方法で廃棄すべきです。特に大量の書類は溶解処理業者への委託が効率的です。
選択肢3 → ❌誤り
個人情報を含む書類を一般ごみとして廃棄することは、情報漏えいの重大なリスクとなります。ごみ収集の過程で第三者に書類の内容が見られる可能性があります。
選択肢4 → ❌誤り
廃棄記録(廃棄日、廃棄方法、廃棄者、廃棄された文書の概要)を保存することは、適切な廃棄が行われたことの証跡として重要です。監査や事故発生時の確認に必要です。
背景知識
書類の廃棄処理は個人情報のライフサイクル管理における最終段階であり、適切な廃棄が行われなければ情報漏えいにつながります。廃棄方法には、シュレッダー(クロスカット・マイクロカット推奨)、溶解処理、焼却処分があります。廃棄を外部業者に委託する場合は、委託先の信頼性を確認し、廃棄証明書の発行を求めることが重要です。DIN 66399規格ではシュレッダーのセキュリティレベルが定められており、個人情報にはレベル3以上(クロスカット)が推奨されています。
学習アドバイス
シュレッダーの種類(ストレートカット、クロスカット、マイクロカット)とその安全性の違いを確実に覚えましょう。廃棄記録の保存と外部委託時の管理も頻出ポイントです。
まとめ
- 個人情報を含む書類はクロスカットシュレッダーや溶解処理で廃棄する
- ストレートカットは復元が容易なため安全性が低い
- 廃棄記録を保存し、外部委託時は廃棄証明書を取得する