【問252】個人情報保護士 練習問題|郵便物の誤送付対策
情報セキュリティ 問72/120難易度A(易しい)
問題文
個人情報を含む郵便物の取扱いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.大量の郵便物を発送する場合でも、宛名と内容物の照合確認は省略できない
- 2.郵便物の誤送付は配送業者の責任であるため、発送者側の対策は不要である
- 3.個人情報を含む書類は普通郵便で送付しても法的に問題ない
- 4.宛先リストの作成は一人で行い、チェックは不要である
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅正解
大量発送の場合こそ宛名と内容物の取り違えが起きやすく、照合確認は不可欠です。封入作業時のダブルチェックや、封入機による自動照合などの対策が重要です。
選択肢2 → ❌誤り
誤送付の原因は発送者側の宛先ミスや書類の取り違えであることが多く、発送者としての管理責任があります。配送業者に責任転嫁することはできません。
選択肢3 → ❌誤り
個人情報を含む書類は、簡易書留や特定記録郵便など、配達記録が残る方法で送付することが推奨されます。普通郵便では紛失時の追跡ができません。
選択肢4 → ❌誤り
宛先リストの作成はミスが生じやすい工程であり、作成者以外の者によるチェック(ダブルチェック)が不可欠です。
背景知識
郵便物の誤送付もFAXの誤送信と同様に、個人情報漏えい事故の主要原因の一つです。特にダイレクトメールや通知書の大量発送時に、宛名と内容物の不一致(他人の情報が封入される)が発生するケースが多く報告されています。対策として、宛先リストの正確性確認、封入時の照合チェック、発送前の抜き取り検査、配達記録が残る発送方法の選択などが重要です。発送作業を外部委託する場合も、委託先の管理体制を確認し、監督する義務があります。
学習アドバイス
郵便物の誤送付対策はFAX誤送信対策と並んでよく出題されます。「ダブルチェック」「照合確認」「配達記録」というキーワードを押さえておきましょう。委託先管理との関連も意識してください。
まとめ
- 大量発送時こそ宛名と内容物の照合確認が重要
- 個人情報を含む書類は配達記録が残る方法で発送する
- 発送作業の委託先に対しても管理・監督義務がある