【問250】個人情報保護士 練習問題|書類の分類管理
情報セキュリティ 問70/120難易度C(難しい)
問題文
個人情報を含む書類の分類管理に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 1.書類の機密区分は「極秘」「秘」「社外秘」などに分類し、区分に応じた管理ルールを定める
- 2.すべての書類を同じ機密レベルで管理すれば、分類の手間が省けて効率的である
- 3.機密区分のラベル付けは、書類を作成した個人の判断に完全に委ねるべきである
- 4.一度設定した機密区分は、書類が廃棄されるまで変更してはならない
解説
正解
正解は選択肢1です。
各選択肢の解説
選択肢1 → ✅正解
書類を機密度に応じて「極秘」「秘」「社外秘」「一般」などに分類し、各区分に応じた保管方法、閲覧権限、持出しルール、廃棄方法を定めることは、効率的かつ効果的な情報管理の基本です。
選択肢2 → ❌誤り
すべての書類を同じ機密レベルで管理すると、本来高い保護が必要な書類の管理が不十分になるか、逆に低い機密レベルの書類に過剰なコストをかけることになり、非効率です。
選択肢3 → ❌誤り
機密区分の基準は組織として統一的に定めるべきです。個人の判断に委ねると、基準が不統一になり適切な管理ができません。判断に迷う場合のエスカレーション手順も必要です。
選択肢4 → ❌誤り
機密区分は状況の変化に応じて見直すべきです。例えば、プレスリリース前の新製品情報は「極秘」でも、発表後は「一般」に変更できます。定期的な見直しが重要です。
背景知識
情報資産の分類管理は、情報セキュリティマネジメントの基本です。書類を含む情報資産を機密度に応じて分類し、各分類に適した管理策を講じることで、限られたリソースを効果的に活用できます。分類基準は組織として統一し、全従業員に周知する必要があります。個人情報を含む書類は原則として高い機密区分に分類し、取扱い、保管、持出し、廃棄の各段階で適切な管理を行います。分類の見直しは定期的に行い、情報のライフサイクル全体を通じた管理が求められます。
学習アドバイス
情報の分類管理は基本的な概念ですが、分類の基準設定、ラベル付け、管理ルール、見直しという一連の流れを理解しておくことが大切です。機密区分の具体例と各レベルの管理方法を覚えましょう。
まとめ
- 書類は機密度に応じて分類し、区分ごとの管理ルールを定める
- 分類基準は組織として統一し、個人の判断に任せない
- 機密区分は状況の変化に応じて定期的に見直す